◆ 出来事  2016年 ◆

2016121

 

 平成28年度落石対策技術研究会の意見交換会が愛媛県松山市で開催しました。

 

今回はロングスパン工法の施工における注意点やポイント,コツについて整理し、各社の経験に基づく施工方法や管理方法などを共有するという目的で議論しました。

 

基本的にはマニュアルに沿っての施工手順となるのですが、各段階での細かな工夫は各社で差違があり、個別的には取り入れることが可能で発展性のあることだと感じました。

 

 

今回のように施工方法について、込み入った議論をしたことは初めてでしたが、現場の意見を交えた現実的な議論が出来ました。参加して頂いた皆様には感謝申し上げます。

20161117

 

高知県建設技術公社「平成28年度 新技術・新工法研修会」にて簡易型高性能落石(イーフェンス)ののプレゼンテーションさせて頂きました。

参加者は128名と会場(高知会館「白鳳」)を埋める状態でした。

 

ちなみに、イーフェンスとは下記の特徴を備えた防護柵です。

①一般の菱形金網の2倍以上の強度とエネルギー吸収を有する高性能ワイヤ金網の使用。

②変位制御装置により落石時にはロープが中間支柱から外れて広い範囲で落石エネルギーを吸収可能で、

落石が支柱に直撃しない限り支柱の交換不要。

③有効高さの減少を抑止するループロープ構造を採用。

④現場でのトルク管理が不要な高性能緩衝装置の使用。

⑤全ての部材がリサイクル可能な環境低負荷型防護柵です。

 

 

このような機会を与えて下さった高知県建設技術公社様及び、お集まり頂いた皆様に感謝申し上げると供に、今後も弊社の活動を通して防災インフラ発展の一端を担えればと考えております。

201676

 

 平成28年度落石対策技術研究会の意見交換会および総会が高知県高知市の高知会館で開催されました。

 

 今回は、ロングスパン工法が他社工法と比べてどのような点に特徴が有るかを中心議題に意見交換を行いました。特に、落石エネルギーの吸収機構の差違によりどのような設計条件の時にロングスパン工法が有利になるかを議論し、有利な点を生かした営業活動をおこなうことを確認しました。

 

 現在では柵構造、網構造等様々な工法が存在します。工法としては落石エネルギーを吸収出来、経済性の高いことが優先されますが、我々としては設計条件により最適な工法を提案できるバリエーションを持ち、その選択肢の一つとしてロングスパン工法をご提案できることで落石防災事業に貢献できればと考えております。今後ともよろしくお願い申し上げます。

2016630

 

 第2回ストロンガー工法研究会総会が愛知県名古屋市で開催され参加して来ました。

 

ストロンガー工法とは既存工法であるストーンガードの吸収エネルギー向上が可能な工法であり、柵高不足対策のかさ上げ補強も可能な工法です。総会においては工法の計画・設計に関わる勉強会が行われ、施工方法、施工管理、設計計算など様々角度からの意見交換が行われました。また、親睦会では研究会委員のさらなる親交を深めることが出来ました。

 

 近年では、既設防護柵の柵高不足対策としてストロンガー工法が導入される事例が増えており、当工法への関心の高さが窺えます。実際、道路を走っていると矢板・単管等で仮設的にかさ上げされた箇所が見受けられますが、かさ上げ対応としてのストロンガー工法をご検討いただければ幸いです。

2016329日~30

 

 東京出張行きの飛行機からの撮影。翼の日の丸、富士山そして、眼下に伊豆半島が広がっています。組み合わせが美しかったので撮影しました。

 

 翌日は靖国神社を参拝しその後、東京スカイツリーを見物してきました。桜の季節ではありますが、靖国の桜は三分咲きといったところです。早朝のため人気は少なく静かに参拝が出来ました。東京スカイツリー見物では大きさ、高さに圧倒され、口をあけたまま上空を見上げていました。

2016120

 

 第5回ネパール地震被害調査報告会が愛媛大学で開催されたので参加してきました。

愛媛大学防災情報研究センター長の矢田部先生から復興調査活動の概要と展開について報告されました。

次に,ネトラ先生(ネパール出身)からは,被害概要と復興に向けた取り組みについて報告されました。

現地では思うように復興が進んでいないのが現状のようです。

 

 愛媛大学防災情報研究センターには,地震の被害調査や防災教育など,地震復興の調査研究のための寄附金がたくさん集まったそうです。当社も僅かですが協力させていただきました。そのことで,同研究センターから感謝状をいただきました。

ネパール・ゴルカ地震が発生したのは,2015425日,矢田部先生他10名で中国の成都で開催された「2015年柔構造落石防護技術国際シンポジウム」に参加していた時でした。その時,矢田部先生が「ここでネパールのために役立たないと,今までネパールの学生を受け入れて活動してきた意味がない!」と熱くなっておられたのを思い出します。

 

 中国から帰国後,すぐに調査研究チームを立ち上げ,ネパールまで何度も足を運んでおられる先生方の情熱には敬服いたします。

201614

 

 

 新年、松山市伊豫豆比古命神社(椿神社)に参拝に参りました。伊豫豆比古命神社(椿神社)は縁起開運・商売繁昌の神様として、四国四県はもとより、広く全国から崇敬を寄せられている神社です。 

仕事始めでもあり多くの参拝者で賑わっておりました。

 

 本年も努力して参りますので、どうぞよろしくお願い致します。