◆ 出来事 2013年 ◆
2013年12月11日
土木学会四国支部・高知県橋梁会の平成25年度第3回研修会が高知市内の高知会館で開催されました。
例年にないほど仕事量が多く多忙な中,参加者は約70名も集まり会場は満席状態となりました。
研修プログラムの3番目には,弊社の協力会社である(株)ビーセーフの松嶋社長が『既設ストンガードの性能向上を実現したストロンガー工法』という題目で講演しました。
講演時間は14:35~14:55の20分間と短い時間ではありましたが,身近でかつ新しい工法の説明に参加者も興味津々の様子でした。
すべての講演が終了した後は高知県橋梁会の忘年会へと移行し,参加者全員が有意義な時間を過ごされていました。
2013年11月14日
(財)熊本県建設技術センター主催の技術研修会(研修名:新技術・新工法)が開催されました。
新技術・新工法の開催期間は,紹介される工法が多いためか11月13日~11月15日の3日間あり,その中で日本プロテクト(株)の割り当ては11月14日の午前中でした。
講習の題目は『ロングスパン工法 ・ ストロンガー工法』ということで,ロングスパン工法については日本プロテクト(株)の高市,そしてストロンガー工法については協力会社である(株)ビーセーフの小島氏がそれぞれプレゼンを行いました。
参加者は熊本の県市町村職員をはじめ,コンサル業者,建設業者を併せて約50名でした。
緩衝金具に関する質問が飛び交うなど,大いに盛り上がった講習会となりました。
2013年9月25日
平成25年度落石対策技術研究会の第2回意見交換会が愛媛県松山市の国際ホテル松山で開催されました。
今回の意見交換会では,ロングスパン工法の計画・設計・施工マニュアルの改訂(平成26年度版)が主な議題となり,特に施工管理方法の改訂に関する部分を中心に,各研究会員からの熱心な意見が飛び交いました。
意見交換会終了後は同ホテル内で懇親会が行われ,ここでも施工方法や安全管理について,さらにより良い方法がないか真剣な議論がなされる場面もあり,各研究会員の意識向上が伺える貴重な時間となりました。
2013年7月16日
地盤工学会が出版を予定している「落石対策工の設計法と計算例」 の第3回編集委員会が高知ぢばさんセンターで開催されました。通常は東京で開催されることが多いのですが,今回は右城委員長の『みなさんに高知を楽しんでいただきたい』という思いから高知での開催と至りました。
13:00~17:00まで委員会を行った後は,懇親会場として,高知の名所である『ひろめ市場』と『料亭濱長』で楽しいひとときを過ごさせていただきました。
2013年6月28日
平成25年度落石対策技術研究会の総会が高知会館で開催されました。
今総会の目玉は,何と言っても昨年度より新規入会された四国外の3社の代表者にご出席いただき,積極的にディスカッションに参加していただいた事です。
新規入会の3社は,
山梨県 (株)深沢工務所
島根県 (株)島根三友
岡山県 (株)アサヒメンテナンス
で,各社とも今後の落石対策技術研究会の発展に欠かせない重要な存在であり,また頼もしい仲間であることを実感させられました。
総会終了後は,高知会館で軽く一次会を行い研究会員どうしの交流を深めた後,二次会では研究会事務局長の宮崎氏の計らいで,有名な『料亭 濱長』での宴会となり,土佐のお座敷遊びに熱中しながら酒を酌み交わしました。
2013年6月27日
高知市保健福祉センターで高知県法面保護協同組合の平成25年度技術講習会が開催されました。
日本プロテクト(株)からは加賀山社長による
『知って得する落石対策の話題』
と題した講演が行われ,約40名の講習会参加者の関心を集めていました。
他にも,東京製綱(株)の技術者による落石対策関連の講演が行われるなど,
『落石対策工』に対する参加者全員の意識の高さがうかがえる講習会となりました。
2013年4月22日
土木学会四国支部・高知県橋梁会の平成25年度第1回研修会が高知市内の高知会館で開催されました。
当初,研修会場を3Fにある飛鳥の間で予定されていましたが,参加者が過去最高となる112名と予定を大きく上回ったため,急遽研修会場が2Fの白鳳の間に変更されるというハプニングもあるほど盛大な研修会となりました。
研修会終了後は懇親会が開かれ,参加者が各々情報交換等を行い,より一層親睦を深める場となりました。
研修会のプログラムは以下です。
開会の挨拶 (13:00)
高知県橋梁会 会長 右城 猛
①新しい「道路土工-擁壁工指針」の解説 (13:10~14:40)
擁壁工指針改訂分科会委員(執筆者)
ヒロセ㈱補強土事業本部技術部顧問 水谷美登志
休憩 10分 (14:40~14:50)
②地盤改良による耐震・液状化対策 (14:50~15:30)
ケミカルグラウト(株) 中川 彰
③NEXCO中日本の橋梁技術の現状と課題 (15:30~16:10)
中日本高速道路(株) 環境・技術部専門主幹 宮内 秀敏
④持続可能な国家づくり (16:10~16:40)
高野光二郎
閉会の挨拶 (16:40)
高知県橋梁会 副会長 吉田 幸男
2013年4月16日
ストロンガー工法の実物大実験が富山県小矢部市で行われ,100kJの多面体の重錘を見事に捕捉しました。
ストロンガー工法とは,一般的な落石防護柵(可能吸収エネルギー約50kJ)の弱点部分に対して,
①中間支柱に下部拘束枠,上部ねじれ拘束枠及び連結棒を取り付けることで,ねじれ対策を行う
②素線φ2.6の3本よりワイヤ金網を使用することにより柔軟かつ確実に落石を受け止める
③端末支柱の索端部に緩衝金具を設置することにより端末支柱の破壊を防ぎ,エネルギー吸収効率をUPする
といったカンタン補強を行うことで,最大で約150kJまでの落石エネルギーを捕捉できるようにする画期的な工法です。
実験後の防護柵の状態は,想定内のワイヤ金網の塑性変形のみで,ワイヤ金網の破網や,ワイヤロープの降伏・破断等は見受けられませんでした。また緩衝金具も30~60cm程度スリップしており,緩衝金具によるワイヤロープ及び端末支柱の保護性能やエネルギー吸収効率の向上がうかがえる実験でした。
実験方法:
自由落下方式重錘衝撃実験
重錘質量:0.78t
落下高さ:13.07m
重錘エネルギー:100kJ
2013年3月29日
九州地区にロングスパン工の初実績ができました。
場所は五木の子守唄(いつきのこもりうた)で有名な,熊本県球磨(くま)郡五木村の県道宮原五木線で,施工規模としてはA=1530㎡とかなりの規模となりました。
昨年の関東地区(山梨県)での実績を皮切りに,徐々に四国外でロングスパン工法の認知度が上がっていくのを実感しています。
今後もより一層努力して,全国各地でロングスパン工法を認めていただけるよう尽力していきたいと思います。
2013年1月24日~25日
国土交通省の発注工事でロングスパン工の初実績ができましたので24日に写真を撮ってきました。
場所は高知県越知町の国道33号線で,A=1200㎡くらいの施工規模となりました。
今後もロングスパン工法の合理性を各自治体で認めていただけるよう今まで以上に尽力していきたいと思います。
24日の夜は,国民宿舎 桂浜荘で愛媛大学を交えた新年会を行いました。日付が変わる直前くらいまでお酒を酌み交わし,同日桂浜荘にて宿泊。
翌朝,桂浜荘から見えた壮大な太平洋とまばゆい朝日を,幕末のヒーロー 坂本龍馬になりきって撮影。
2013年1月17日~18日
地盤工学会が出版を予定している「落石対策工の設計法と計算例」 の第2回編集委員会に出席するために東京に行った際,押上にある東京スカイツリーを見物してきました。高さは634mとの事ですが,真下から見上げると距離感がまったくつかめず,ただただその大きさに圧倒されました。
翌日,宿泊していた汐留にあるパークホテル東京の25階ロビーから東京タワーと富士山がきれいに見えたのでこれも記念に一枚。